マンガ解説

松本零士先生の名作。

未来世界は、体を機械化した機械人間たちが支配していた。

お金が無く、機械化した体を買えない人々は、機械人間によって支配され、迫害を受けていました。

星野鉄郎は、そんな地球に暮らす普通の人間だった。

鉄郎は、母が機械人間に殺されてしまうと言う事件があった後に、謎の美女メーテルと出会い、機械の体をタダでくれる惑星を目指して、「銀河魏委が鉄道９９９」に乗車し、メーテルと一緒に広い宇宙へ出発したのでした。

最終目的地の惑星大アンドロイドに到着した鉄郎は、機械人間メノウに惑星を支える要所である「るつぼ」のネジになる事を告げられた。

鉄郎は、ネジにならなければ、メーテルが殺されると聞き、ネジになる事を了承しました。

メーテルは、女王プロメシュームの娘だった。

鉄郎がネジにされてしまったと思ったメーテルだったが、本当はメノウがダミーと入れ替えていて、鉄郎は無事だった。

メーテルと鉄郎は、メーテルの父ドクター・バンの機械化人間の世界を終わらせる計画を実行し、「るつぼ」を破壊してしまいました。

この破壊でバランスを崩した惑星大アンドロメダは、アンドロメダ星雲の中心に引かれ始めます。

脱出のために、銀河鉄道９９９に乗る鉄郎と車掌。

メーテルは、鉄郎に別れの言葉をかけて、キスをすると、別の鉄道に乗って別々の旅に出ました。

人は、限りある命だから、短い時間の中で何かをやり遂げようとする。

だから、思いやりや優しさが生まれるのだ。